【実例あり】教習指導員の履歴書の書き方や志望動機、面接対策まとめ

就職活動のコツ

教習指導員の仕事は「きつい」と言われている一方で、生徒の成長を一番近くで感じることができるやりがいのある仕事です。

教習指導員として教習を行うためには「指定自動車教習所指導員」という資格を取得する必要がありますが、資格試験を受けるためには自動車学校に入社し、指導員見習いとして訓練を行わなければいけません。

今回は、自動車学校に入社するための履歴書の書き方や志望動機、面接対策について解説します。

この記事を書いた人
小野尾 光平

2015年より千葉県の自動車学校「鷹ノ台ドライビングスクール」の取締役に就任し、教習指導員~経理、人事・労務、営業など教習所で行う業務を一貫して担当する。

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教習指導員の履歴書の基本的な書き方やルール

一般的な企業だけではなく、教習指導員についても応募者数が多い場合は書類選考が行われます。
書類選考の際に基本的な履歴書の書き方やルールが守れていないとその時点でマイナス評価になってしまうため、書き方やルールをきちんと押さえて履歴書を作成しましょう。

近年の傾向として、教習指導員の履歴書はパソコンで作成するのが一般的になってきています。
しかし、個性や人柄が伝わるとして手書きでの提出を好む採用担当者がいるのも事実です。
指定がない場合は手書き・パソコンどちらで作成しても評価に差はないため、作成しやすいほうで提出しましょう。

作成方法よりも大切なのは、「履歴書のルールに沿って書かれているか」という点です。

特に気をつけるべき基本的なルールは以下の3点になります。

  • 空欄を作らない
  • 黒色のボールペンで記入する
  • 履歴書は使い回さない

履歴書を使い回してはいけない理由は、志望先ごとに志望動機やアピールポイントが異なるためです。
面倒でも志望する教習所ごとに履歴書を作成しましょう。

【項目別】教官指導員の履歴書を書く時のポイント

履歴書には大きく分けて5つの欄があります。
5つの欄に共通するポイントには以下のようなものがあります。

  • 空欄を作らない
  • 略字を使わない
  • 年号を揃える

上記の3点は最低限押さえておくべきポイントです。
ここからは各欄ごとのポイントを見ていきましょう。

①基本情報欄

写真は3ヶ月以内に撮影したものを貼付します。
万が一剥がれてしまった時のために、写真の裏には名前を書いておきましょう。
日付は面接で提出する場合は面接日、郵送する場合はポストに投函する日を記入します。
日付を書く際は年号(西暦・元号)を統一しましょう。
住所は都道府県から記入し、数字以外の箇所にはふりがなをふります。
連絡先の欄は現住所と異なる場合のみ記入します。

②学歴・職歴欄

学歴欄は高校や高等専門学校などから記入します。
学部・学科・コース名などを記入し、教習指導員に活かせる専攻などがあれば詳しく記入してください。
学校名や会社名は省略せずに正式名称を記入しましょう。

③免許・資格欄

自動車運転免許があればすべて記入します。
普通車以外にも準中型、中型、大型免許などを取得していれば優遇される場合もあるため、自動車資格に関する資格を所持している場合はすべて記入しましょう。
自動車免許の取得時日は運転免許証の左下に記入されています。
交付日とは異なるので注意しましょう。
免許・資格名についても正式名称で記入します。
普通自動車免許(第一種)の場合は「普通自動車第一種運転免許」と記入してください。

④志望動機欄

志望動機の適切な文字数は200〜300字程度です。
履歴書の志望動機欄の大きさによっても適切な文字数は増減するため、手書きで作成する場合は履歴書をコピーして下書きをしてから清書を行うとよいでしょう。
また、志望動機は見やすさにも気を配ることが大切です。
志望動機を記入する際は以下の4点に注意して作成しましょう。

  • 左右の余白
  • 文字の大きさ
  • 一文の長さ
  • 改行の位置

左右の余白を揃えると読みやすいのはもちろん、整った印象を与えることができます。
文字の大きさは大きすぎず小さすぎない程よい大きさで記入しましょう。
また、一文の長さは60文字以内に収めると読みやすい文章になります。

【教習指導員編】志望動機の例文 基本の書き方と気をつけたいポイント
教習指導員の志望動機を作成する上で大切なのは、印象に残る志望動機を作成することです。すべての教習所に共通するような志望動機は避け、応募した理由について経験やスキルを交えながら具体的に述べましょう。この記事では、志望動機の例文や基本の書き方、気をつけたいポイントを解説いたします。

⑤本人希望欄

本人希望欄には、「趣味・特技」の欄と「本人希望欄」「通勤時間」や「配偶者」に関する欄が用意されています。
趣味・特技については、一見不要な情報に見えるかもしれませんが、面接で話題になる場合があるため、空欄にしないようにしましょう。

趣味や特技がない場合は興味があるものでもかまいません。
空欄は避けるべきですが、あまりに趣味や特技が多すぎるのは「趣味を優先する人なのでは」という印象を持たれる可能性もあるので、1〜3つ程度に絞り込んで記入しましょう。

本人希望欄には原則「貴社規定に準じます」「貴社規定に従います」などと記入しましょう。
本人希望欄に軽い気持ちで待遇に関する要望を書いてしまうと入社の絶対条件であると受け取られる可能性が高いです。
これだけは譲れないという条件がない限り、本人希望欄には貴社規定に従う旨を明記しましょう。

印象に残る志望動機の書く時の3つのポイント

書類選考を勝ち抜くためには印象に残る志望動機を書くことが大切です。
印象に残る志望動機を書くときは以下の3つのポイントを徹底して行いましょう。

【志望動機を書くポイント1】志望先の特徴を調査しておく

志望先の調査は志望動機を書く上で最低限必要なものですが、中にはしっかりと調査できていない人もいます。
志望動機は教習所が行っているサービスだけではなく、経営理念などについても調査して魅力に感じた部分を志望動機として伝えることが大切なのでしっかりと調査を行いましょう。
志望先の雰囲気を知りたい場合は実際に足を運んでみるのも1つの方法です。
敷地内には入ることができない場合がほとんどですが、立地や広さ、建物の新しさなどを知ることができます。
志望先の特徴を掴めていない志望動機は採用担当者に「どの志望先にも同じような内容の志望動機を提出しているのではないか」という疑念を抱かれてしまいます。
まずは、サービス、理念、社風などをしっかりと調査し説得力のある志望動機を作成しましょう。

【志望動機を書くポイント2】これまでの経験をもとにした内容を組み込む

志望動機は採用担当者の印象に残るようなオリジナルの内容を組み込むことが大切です。
オリジナルの内容を組み込むことで、印象に残るだけではなく、「自分のこれまでの経験をどのように教習指導員という立場に活かせるのか」「どのように活躍できるのか」をアピールすることができます。
もし、誰にでも作成できるような普遍的な内容の志望動機を作成してしまうと、印象に残らないばかりか「どの教習所にも同じ内容の志望動機を送っているのでは」と思われてしまいます。
志望動機には自分だけのエピソードや経験を盛り込んで印象他にはない志望動機を作成しましょう。

【志望動機を書くポイント3】なぜ志望したのかを明確にする

志望動機では「熱意を持って応募しているかどうか」「社風に合った人物かどうか」が判断されます。
熱意を持っていることをアピールするためには、「なぜ志望したのか」を具体的に明記することが大切です。
志望した理由に関しても、ただ「理念に共感したから」というだけではなく、なぜ共感したのかを深掘りしていきながらなぜ志望したのかがはっきりと分かる文章を作成しましょう。
特に自動車学校の場合は、同じ地域に他社の自動車学校がある場合が多いため、「なぜ志望したか」を明確にすることが必要となります。
調査の段階では、他の自動車学校と理念や社風、サービスや設備などを比較しながら志望動機を明確にしていきましょう。]

【実例】教習指導員の志望動機

実際に教習指導員の方がどのような志望動機を書かれているのか、事例を参考にするのも重要です。ここからは、教習指導員の志望動機の例を3つご紹介します。

周辺地域に親しまれている地域密着型の自動車学校である貴校では、教習生とより近い距離感で1人1人に合った教習を行うことができると思い、関心を持ちました。
現在は大学に通いながら予備校の講師をしていますが、授業を行う中で、20人程度に対して授業を行うよりも、1人1人にしっかりと向き合える自習室でのやりとりを得意であると感じました。貴校なら、予備校で培った人に教える能力を最大限に活かすことができると考えております。

前職では介護職をしておりましたが、運転することが好きなので仕事に活かしたいと思い、教習指導員に関心を持ちました。貴校は免許取得のための教習だけではなく、ペーパードライバー教習や初心者運転教習など、免許取得後も教習生をサポートできる体制がと整っていることを知り、私が前職で培ってきたサポート力や人に寄り添う力を活かすことができるのではないかと考えました。人との関わりに関する知識をもとに教習生に寄り添えう指導を行いたいと考えております。

前職は路線バス会社に勤め、運転手をしておりました。幼い頃から車が好きで車に携わる仕事をしたいと思いバス会社に就職しましたが、勤務するうちにより多くの人に運転の楽しさを知ってもらいたいと考えるようになり、教習指導員に興味を持ちました。
大型自動車であるバスを運転していた経験を教習に活かし、危険予測やイレギュラーな場面での対応を明確化し、教習生がそのような場面に遭遇したときにしっかりと対応できるような仕組み作りのお手伝いができると考えております。対応の仕方をしっかりと伝えること、卒業生による事故の減少に貢献していきたいです。

履歴書の送り方

履歴書が作成できたら、次のように添え状と一緒に履歴書を教習所宛に送付します。

添え状と履歴書をクリアファイルに入れ、以下のような記述をした封筒に入れて糊付けします。

教習指導員の面接当日!面接官が重視している事柄とは?

教習指導員の面接において採用担当者が重視しているのは「人柄」です。
きちんと受け答えができるかどうかも1つの判断材料ですが、これまでどのように人と関わりを持ってきたかどうかを重視される傾向にあります。
人柄を重視する理由は教習指導員に向いている人物かどうかを判断するためです。
面接では「良く見せたい」という考えが働きがちですが、肩の力を抜いて挑みましょう。

面接対策に使える!教習指導員の面接で聞かれやすい質問一覧!

教習指導員の面接では聞かれやすい質問がいくつかあります。
主に面接では次のような質問が面接で聞かれやすくなりますので、答えられるように準備しておきましょう。

  • なぜこの自動車学校を志望したのか?
  • どんな教習指導員になりたいか?
  • 学生時代はどのようなことをしていたのか?(学業・部活・熱心に取り組んだこと)
  • 学生時代は勉強を頑張っていたか
  • 長所・短所について
  • 交通違反・事故歴はあるか?
  • 教習生に何を伝えたいか?
  • 気になった交通事故のニュースは?
  • 運転に自信はあるか?
  • 魅力ある職場とはどのようなものか
  • (他社を受けている場合)他社の良いところは?

他の業種の面接でも聞かれる項目もいくつかありますが、特徴的なのは理想の教習指導員像や交通違反・事故歴の有無に関する質問です。
答えた内容を深掘りするケースもありますが、焦らずにきちんと考えた上で自分の言葉で伝えましょう。

教習指導員の志望動機・面接では「ここで働きたい!」という意欲を示すことが大切!

教習指導員は人柄が重視される仕事です。
面接や志望動機では、「教習指導員に向いているかどうか」「熱意はあるのか」という2つの面から審査されます。
そのため、志望動機では「ここで働きたい!」という意欲を示すことが大切です。
「何に魅力を感じたのか」ではなく「なぜ魅力を感じたのか」「なぜ志望したのか」を深掘りして志望動機を作成し、面接に挑みましょう!

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