運転が得意な方にとって魅力的な職業であるドライバーや運転手。
拘束時間が長いというデメリットはあるものの、人間関係のトラブルが少ないことや求人数が多く転職しやすいことから、ドライバー一筋で長年勤務している方も多くいます。
しかし、待遇やライフスタイルの変化などで転職したいと思っていても、なかなか転職先を探す時間が取れないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ドライバー・運転手の求人情報が効率よく見つかるおすすめの求人サイト7選を5つの視点から比較しながらご紹介します。
ドライバー・運転手向けの求人・転職サイト比較表
ドライバー・運転手向けの求人・転職サイトを公開求人数、強い業種、主な利用層、対応エリア、その他の特徴から比較しました。
公開求人数 | 強い業種 | 主な利用層 | 対応エリア | その他特徴 | |
ドラEVER | 2584件 | 中型トラック運転手 | 20代〜30代 | 全国 | 業界トップクラスの求人数 |
トラックマンJOB | 415件 | トラック運転手 | 20代〜30代 | 全国 | 細かい条件から検索できる |
ブルル | 約400件 | トラック運転手 | 20〜30代 | 全国 | スマホから利用しやすいデザインになっている |
ドラコムネット | 506件 | 中型トラックドライバー | 20〜30代 | 全国 | サービス開始から10年の老舗求人サイト |
タクQ | 456件 | タクシードライバー | 30〜40代 | 全国 | タクシードライバーに特化した求人サイト |
ノルワークス | 652件 | 中型トラックドライバー | 20〜30代 | 全国 | 150以上の細かい条件から絞り込める |
はたらいく | 1009件 | 中型トラックドライバー | 40代 | 全国 | 「らいくサービス」によって応募とは違う形で企業にアプローチできる |
ドライバー・運転手向けの失敗しない求人サイトの選び方
ドライバー・運転手向けの求人サイトを選ぶ際は以下の3つのポイントを重視して選びましょう。
POINT1:求人数の多さ
POINT2:求人情報の見やすさ
POINT3:大手運送会社の掲載数の多さ
求人数が多ければ多いほど譲れない条件にマッチする求人をを見つけやすくなることはもちろん、短時間で自分に合った求人を探しやすくなります。
求人情報を一覧でを見る時に確認しておきたいのは、求人情報の見やすさと大手運送会社の掲載数です。
大手運送会社は小中規模の運送会社に比べて労働環境や福利厚生が整っている傾向があります。
大手運送会社の場合は、これまでの経験やスキルが必要とされることがほとんどですが、まれに未経験可の求人も掲載されています。
実務経験がある方だけではなく、未経験の方も大手運送会社の掲載状況を確認しておくとよいでしょう。
ドライバー・運転手向けのおすすめ求人サイトランキング
この10年間でドライバー・運転手向けの求人サイトの数は少しずつ増えてきています。
求人サイトが増加している背景にはスマートフォンが普及し、いつでもどこでも求人情報を検索できるようになったことが1つの理由として挙げられます。
実際に、以下でご紹介するドライバー・運転手向けの求人サイトの中には、スマホからのアクセスを前提としてサイト設計されている求人サイトがいくつかあります。
どの求人サイトもそれぞれ魅力がありますが、中でも公開求人数が多く、求人情報が見やすいサイトに絞って7つの求人サイトをランキング形式でご紹介します。
1位:ドラEVER
引用元:ドラEVER公式サイト
ドラEVERは求人数が魅力のドライバー・運転手向け求人サイトです。
勤務地、給与、出勤時間などたくさんの条件の中から当てはまるものを選んで検索すると、自分に合った求人をすぐに見つけることができます。
ドラEVERが他の求人サイトと異なる点はスカウト制度がある点です。
企業側が登録者を直接スカウトできるようなシステムになっているので、自分を求めている企業と簡単にマッチングすることができます。
ブラウザだけではなく、アプリからも求人検索をすることが可能なので、時間がない方やスムーズに自分に合う求人を探したい方にぴったりの求人サイトです。
2位:トラックマンJOB
引用元:トラックマンJOB公式サイト
トラックマンJOBは、トラックドライバーの求人に強いドライバー・運転手向けの求人サイトです。
トラックマンJOBでは、北海道から沖縄まで全国各地の求人が掲載されていまます。
運航管理者や倉庫管理など、トラックドライバー以外の求人情報も掲載されていますが、公開されている求人の9割は小型、中型、大型のトラックドライバーです。
トラックマンJOBの特徴は、入社祝い金制度が設けられている点です。
サイトを通して対象の企業に就職が決まり、1ヶ月以上継続して勤務した登録者に入社祝い金が支給されます。
募集要項には、社内イベントや1日の流れなど細かい情報も記載されているので、職場の雰囲気が掴みやすくなっています。
3位:ブルル
引用元:ブルル公式サイト
ブルルはスマホからの見やすさや使いやすさを重視してサイト設計されています。
求人情報だけでなく、ドライバーの日頃の疑問を登録者同士で解決する「ドライバー知恵袋」や、ドライバーにおすすめの休憩スポットの紹介など、求人情報以外にも様々なコンテンツが用意されているのが特徴です。
トラックドライバーの求人に特化したサイトなので、タクシーやバスドライバーの求人情報は掲載されていません。
タクシーやバスドライバーの求人を探している方には向いていませんが、トラックドライバーに絞って求人を探している方にとっては利用しやすいサイトになっています。
4位:ドラコムネット
引用元:ドラコムネット公式サイト
ドラコムネットはサービス開設から10年の実績を持つドライバー・運転手向けの求人サイトです。
サイトはブラウザ・スマホの両方から見やすいデザインになっているため、ストレスなく利用することが可能です。
検索条件は地域と免許・車種のみなので、他のドライバー・運転手向け求人サイトと比較すると求人情報を絞り込みにくいものの、勤務時間や給与などの詳細情報と資本金などの企業情報を一度に見ることができるようになっています。
掲載企業は792社を誇っており、自分に合った職場を見つけることが可能です。
5位:タクQ
引用元:タクQ公式サイト
タクQはタクシードライバーに特化した求人サイトです。
20代〜50代まで幅広い年齢の方が応募できる求人が揃っており、未経験・ベテラン問わず応募可能な求人を見つけることができます。
「未経験者歓迎」「社宅・寮・住居手当有」など細かい条件から検索できるため、希望に合った求人を見つけることが可能です。
条件の中には「女性専用の施設完備」など、女性が働きやすい職場を絞り込むことができる条件も用意されています。
年齢、経験、性別問わず利用しやすい求人サイトです。
6位:ノルワークス
引用元:ノルワークス公式サイト
ノルワークスは、トラックやバスドライバーを中心に現場作業や引っ越しスタッフなどの求人を掲載しています。
ノルワークスの特徴は150個以上の細かい条件から自分に合った求人を絞り込むことができる点です。
用意されている条件の数は、この記事で紹介している7つの求人サイトの中で1番多くなっています。
条件の中には「ブランク可」「Wワーク・掛け持ち可」など、一般の求人情報では確認しづらいものから絞り込むことができるため、最短ルートで自分にぴったりの求人を見つけることが可能です。
ノルワークスは譲れない条件がある方におすすめです。
7位:はたらいく
引用元:はたらいく公式サイト
はたらいくは、営業や事務など、様々な職種の求人情報を取り扱っている求人サイトですが、ドライバー・運転手に絞って検索できるページも用意されています。
もともと求人情報が豊富に集まっている大手の求人サイトなので、ドライバー・運転手の公開求人数も1009件と多いのが特徴です。
はたらいくには気になった企業に「らいく!」と呼ばれるグッドマークを送ることができる「らいくサービス」が用意されています。
求職者から企業にアピールしたり、企業側から「らいく!」が届くことがあるので、応募とは違う形で気軽にアプローチしたい方におすすめです。
求人情報を正しく見るためのQ&A
求人情報には勤務時間や待遇、企業からのPRなど様々な情報が掲載されているため、何を見て選択すべきか分からない方が多いのではないでしょうか。
実は求人情報には重視すべきポイントがあります。
ここからは求人情報を正しく見るためのコツやアイデアをQ&A方式で見ていきましょう。
Q1:ドライバー・運転手の求人情報で重視するべきポイントは?
ドライバー・運転手の求人情報をチェックする時は、給与の内訳や賞与・手当の有無を重視して選びましょう。
特にトラックドライバーの場合は固定給が他の職種に比べて少ないという特徴があります。
そのため、残業代や賞与など、固定給以外に支給される給与が重要となってくるのです。
求人サイトに掲載されている求人情報の中には、みなし残業が含まれた給与が記載されているケースがあります。
額面だけで判断せず、なるべく内訳までチェックして応募しましょう。
Q2:さらに詳しい求人情報を確認したい時はどうする?
求人情報に記載されている情報よりもさらに詳しい求人情報を確認したい場合は、直接企業に問い合わせましょう。
問い合わせる時は受け答えさえきちんとできていれば、相手方も悪い印象は受けません。
「もっと知りたい」と思う求人を見つけることができたなら「まだ応募するか決まっていないのに問い合わせるのは気が引ける」という理由で確認せずに応募したり、他の求人を選んだりせず、直接問い合わせて正確な情報を得るのがおすすめです。
教習指導員への転職という選択肢も◎!
ドライバーの転職先には、同じ職種であるトラックドライバーやバスドライバーだけではなく、教習指導員という選択肢もあります。
教習指導員とは、自動車教習所で技能教習や学科教習を行う仕事です。
教習指導員になるためには、運転の技術や自動車免許が必須条件です。
大型免許や中型免許を所持していない人が大型免許の教習指導員を目指す場合、大型免許の免許と大型免許の指定自動車教習所指導員の2つの資格を取得する必要がありますが、すでに大型免許を所持している場合は、大型免許の教習指導員の資格を取得できればすぐに教習指導員として活躍することができます。
運転することに慣れているドライバーは、運転する時に気をつけるべきポイントや運転のコツを熟知しているため、より実践的な内容を教えられる教習指導員になることができるでしょう。

ドライバー・運転手の求人サイトは求人数で選ぼう!
求人数が多い求人サイトは、自分に合った条件の求人情報を探しやすいのが魅力です。
条件や地域から短時間で求人情報を検索できるため、時間を取れないドライバーの方もスムーズに転職先を見つけることができます。
「求人数の多さ」「求人情報の見やすさ」など、利用しやすい条件が揃ったドライバー・運転手向け求人サイトから自分に合った転職先を見つけましょう!